2021/10/06
シリーズ①~頭痛編~
みなさんこんにちは!
本日からシリーズ物で身体のこと健康のことについてお話ししていこうと思います。
具体的には
症状別、運動&ストレッチ、食事のことといった感じでみなさんが普段気になっていることを体型的にお話ししていこうかと思います。
どのジャンルでもそれぞれが独立しているのではなくお互いに必要不可欠な要素になってくるので、ところどころお話がかぶったりそれたりすることもあるかもしれませんが、復習になると思って読んでいただければ幸いです。
今回は『頭痛』についてお話し&深堀していこうかと思います。
まず、みなさんは頭痛と聞いてどんなものを想像しますか?
眼精疲労、片頭痛、ストレス、血行不慮、ズキズキ、ズーン、ガンガンなど等。
原因や痛み方など様々です。
まずは、頭痛が何か?そしてどういう分類に分けることができるかお伝えしていきます。
【種類】
1.片頭痛
2.緊張型
3.群発性
大まかに分けるとこの三つです。
1と2に関してはみなさんよく知るところかと思いますがどう違うのか?
1.片頭痛とは
頭の片方や両方ががズキズキガンガン響く痛みが出ます。ひどくなると吐き気を伴うような頭痛がしばらく続いたりします。
月に1~2回、多いときには週に2~3回発作的に起こります。脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなり、悪心・嘔吐をともなったり、音や光に敏感になります。20~40代の女性にとても多く見られるのが特徴です。
2.緊張型頭痛
肩や首に酷い肩こりを感じ合わせて、頭が締め付けられるような痛み。
毎日のように起こりやすい頭痛ですが、それほど強い痛みではなく、仕事や日常生活ができなくなるようなことはまずありません。
と、言われていますが実際はこの緊張型の頭痛で仕事や日常生活に支障が出ている方は少なからずいると思います。
精神的、肉体的、どちらのストレスも引き金となり多くの場合「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現される頭痛を起こします。
3.群発性頭痛
激しい痛みが片側の目の奥に起こります。「目の奥をえぐられるような」・「柱に頭をぶつけたくなるような」と表現されるような激しい痛みが、片側の目の奥に起こるのが特徴です。目が充血し、涙が出て鼻水がでるなどの症状を伴います。
多くの場合、年に1~2回、期間は1~2ヶ月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こります。
群発性頭痛は1000人に1人ぐらいの割合で発生しているようですが、その痛みはとても辛く「自殺頭痛」などと表現されることもあります。
このようにざっくりと種類が分かったところで次は原因についてお話ししていきます。
【原因と対策】
まず、頭痛は不定愁訴と呼ばれる原因が分からない症状に分類されその根本原因はまだ完全に解明されていません。
なので、これからお話しする内容はそうかもしれない~という程度に記憶の隅に置いといてもらえるといいと思います。
1.片頭痛の場合
原因➡三叉神経(さんさしんけい)という目から頭の奥につながる神経があり、高いストレス状態にある時、何らかの刺激を受けた時に片頭痛が起きるというもの。
特に、ストレスから解放された時に起こりやすいというのも片頭痛になるタイミングです。
これを解剖学的に説明すると、ストレスで凄く緊張しているときってカラダが無意識にギュッと緊張していて、特に首や肩の血行が悪くなっています。
そして、ストレスから解放されたとき緊張がとけて首や肩の力も抜けます。結果、今までダムのようにせき止められていた血流が一気に流れ出して頭にドッと血が流れてズキズキする痛みになっていると考えられます。
更に、三叉神経は自律神経(興奮やリラックスに関係した神経)なのでやはり極度のストレスなど精神的な刺激で片頭痛につながっているとも言えます。
ざっくり言うと
要因1➡過度のストレスから解放された直後は危ない!
例えば、平日の激務が終わった週末の休みの時
要因2➡気候や環境自体も影響してくる
気圧の変化や、朝の薄暗い部屋から急にカーテンを開けてまぶしい光を見る、寒暖差、騒音など等、急激な変化は自律神経を乱し片頭痛に発展する可能性があります。
要員3➡お腹が減って血糖値が下がっているとき
ワインやチョコレートを食べると片頭痛が起こりやすい、と言われていますがその理由は血管を拡張してしまうことが原因と考えられます。
また、空腹の時に一気にご飯を食べると血糖値が一気に上昇し、血管が拡張して結果的に片頭痛につながっていると思います。
~片頭痛のなぜ~
まとめると元々、肩こりなど血行不慮になっていた状態の時になにかしら緊張がゆるんで血液の流れが良くなったことで一気に頭に血が流れてズキズキする痛みになっているということです。
特に女性に片頭痛が多いのも生理の周期と関係している可能性があます。なぜなら生理を促進する女性ホルモンは自律神経に影響を与えるからです。
もしかすると、片頭痛で悩んでいる女性の方は合わせてPMSにも悩んでいる方が多いのかもしれませんね。
【予防方法】
一度片頭痛が出てしまったら落ち着くまで暗く涼しい所でじっと耐えるほかなくなってしまうので、事前にそうならないように日頃から予防していくことが大切になってきます。
予防①→適度な運動習慣を身に着ける。
現在、医療の現場では血行不慮は万病につながると言われていて、なにはともあれカラダをしっかり動かして全身の血液の巡りをよくしていくことが大切になります。
けど、中々そんな時間が無いよ~っていう方がほとんどだと思いますので、まずは一日5分肩甲骨周りを動かす運動をしていきましょう。
ちょっと文章で説明できる文章力がないので、今後は動画も合わせて載せていきたいと思います!(具体的な方法をお伝え出来なくて申し訳ありません!)
予防②→リラックスできる環境を出来るだけ作る。
仕事場で思った通りにリラックスすることは難しいと思いますが、色々なところでストレスを軽減する方法は考えられます。
例えば、デスクワークであれば使用しているパソコンのディスプレイと周りの明るさは合っていますか?周りが暗すぎたりディスプレイが明るすぎたりするとその差が眼の負担になって疲れやすくなります。
他にも、寝る前の入浴、寝る直前までのスマホをやめるなどなど簡単に始められることは多いです。
ちなみに、お風呂は38~40度で15~20分ぐらいつかるの良いです。
それより短いと身体があったまらないし、それ以上長いと今度は身体が疲れてきます。
予防③→食べ物にも注意する
特に急な血管の拡張で片頭痛が起きている可能性があるので、カフェインやアルコールの摂りすぎに気を付ける。ごはんはしっかり噛んでゆっくり食べる。インスタント食品はほどほどにする。
食品添加物は食べると身体が硬くなるなります。多くの方を施術する中で特に20代の若い方で異常に身体がこわばっている方にお話を聞いてみるといつもインスタント食品ばかり食べているというお話をよく耳にします。